英国を代表するファッションブランドとなったラベンハム(LAVENHAM)は、これまでに数多くのブランドとのコラボレーションを実現してきました。1997年ラベンハムはアーペーセー(A.P.C.)やグッチ(GUCCI)など、ファッションブランドのキルティングを手掛けるコラボレーションを発表します。また、他にもケンゾー(KENZO)やエドウィン(EDWIN)とコラボレーションもしています。
2014年、日本上陸20周年の際には様々なブランドとコラボレーションを行ったことが大きな話題となります。まずは、イギリスの自転車人気の火付け役とも言われているロンドン発のサイクルカフェ&ショップ、ルックマムノーハンズ!(Look mum no hands!)とのコラボレーションとしてサイクルジャケットを発表します。
また、サイクルカジュアルの先駆け的存在のファッションブランド、ナリフリ(narifuri)とのコラボレーションでは、ラベンハムの代表作であるキルティングジャケットにナリフリテイストを散りばめたアイテムを発表しています。
アニエスベー(agnès b)とのコラボレーションではアニエスベーの名品とも言えるカーディガンプレッションをモチーフとしたキルティングジャケットというアイテムを発表、アニエスベーのブランドスピリットをラベンハムの技術力と素材で形成しました。
インターナショナルギャラリービームス(International Gallery BEAMS)がプロデュースしているブランド、タキャシ(TA CA SI)とのコラボレーションアイテムとして、アイルランド北西部、ドニゴール地方で受け継がれている手紡ぎ手織りによるドネガルツイードを使用したジャケットを発表しています。
このコラボレーションはラベンハムとドネガルツイードという2つの伝統的な要素が掛け合わされたメモリアルなアイテムとして話題を呼びました。人気セレクトショップ、エディフィス(ÉDIFICE)は、ラベンハムのキルティングジャケットにレザーの襟を合わせ、素材感を含めたコーディネートの幅を大きく広げるアイテムを発表しました。
また、2016年には東京発のファッションブランドとして不動の人気を誇るシアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)とのコラボレーションを実現させました。
このコラボレーションは、シアタープロダクツのデザイナーである武内昭と森田美和が、ラベンハムのアイテムの持つイメージならシアタープロダクツのラインナップにおいて違和感がなくコーディネートすることができ、店内でも世界観の共有が可能であると考えたことで取り組まれました。
2013年には、フレッドペリー社(Fredperry)がラベンハムを買収したことから、2016年まで3シーズンにわたり、ラベンハムをコラボレーターに迎えたアイテムを発表しています。ラベンハムのアイテムはそのトラディショナルでスタイリッシュなデザインで多くのファッションブランドから熱いラブコールを受け、洗練されたアイテムを発表し続けています。