カジュアルシーンにもビジネスシーンにも使えるのが、ラベンハム(LAVENHAM)のジャケットです。ラベンハムが人気を集める理由は、いくつかあります。
まず、すべてのラベンハム製品を、自社工場にて製造していることです。細かな部分にも目を配ることができ、クオリティの高い商品を製作できていることに誇りを持っていると、同ブランドのマネージング・ディレクターは語ります。
ラベンハムの信条は、「最高の素材を使い、自社工場で高い製造基準を維持する」ことだそうです。日本でラベンハムの商品が多くの人に受け入れられて人気なのも、目が厳しい消費者が満足できる質の高さが理由だといえます。
そして、ラベンハムの定番のキルティングジャケットは、どのタイプもデザインがすっきりしたシンプルなものなので、実用性も高いです。そのため、元々乗馬目的で作られたジャケットですが、普段の生活にもスムーズに取り入れられていったといえます。
ジャケットは、様々なスタイル、様々な素材、様々な価格帯で用意するようにしています。そのため、幅広い層から受け入れられているのだとラベンハムは判断しています。
ラベンハムのファンの有名人も多いようで、デビッド・ベッカム(David Robert Joseph Beckham)氏がサッカー観戦の際に、着用していたこともあるようです。合わせやすいデザインで、防寒性も高いため、アウトドアのシーンでも着用されていることが多いのでしょう。
ラベンハムは、2014年の秋冬シーズンモデルから、新ポリエステル素材であるラブンスターを採用しています。長く使えることがラベンハムのモットーなので、製品を作り上げるための素材も、より良いものを使っています。
ファッショントレンドを敏感に察知しながらも、ジャケットは度々購入するアイテムではないことをふまえて、商品の開発時にはトレンドに合わせて商品を作るというよりは、トレンドに特化せずに何年も愛用できるよう工夫されています。
そして、ジャケットにおいてもバッグにおいても、質のいい素材を使い、仕上げまで丁寧に製造することで物理的に耐久性が高いものを提供するのが、ラベンハムです。ブリティッシュスタイルの「良いものを長く愛用する」という考え方が、ラベンハムの高品質なブランドを作り上げています。
純粋なブリティッシュスタイルを貫くブランドは減ってきていますが、それを維持し続けて残っているブランドは本物のブランドです。英国の伝統や品質を買うことが、それを作り上げる職人の技を間接的に応援していることにつながるのだといえます。