2002年にメゾンキツネ(KITSUNE)がスタートさせたインディペンデントレコードレーベルは音楽レーベルとしての確固たる地位を築き上げることに成功しました。 メゾンキツネ設立メンバーの一員で、音楽レーベルの担当をしているジルダ・ロエク(Gildas Loaec)は、メゾンキツネ設立以前はフランスのハウスシーンを牽引するトップアーティスト、ダフトパンク(Daft Punk)のマネージャーとして知られていました。 レーベル設立直後よりテイ・トーワ(Towa Tei)、カザルス(Casals)、アダム・スカイ(Adam Sky)、デジタリズム(Digitalism)などさまざまなアーティストを手掛けてきたメゾンキツネレーベルを一躍有名にしたのはKITSUNE MIDNIGHTをはじめとした、世界的に著名なアーティストが参加しているコンピレーションアルバムの大ヒットです。 また、レーベルの代表作とも言えるKitsune Maisonシリーズは、後に世界的音楽シーンの中心を担っていくアーティストを数多く起用しているコンピレーションアルバムとして大きな注目を集めています。 野生の嗅覚とも言えるレーベルの審美眼には定評があり、常にインディーズのクラブシーンやロックシーンの最前線をリードし続けているメゾンキツネは、後にシーンの中心として活躍するアーティストを先取りすることに成功しており、それこそがメゾンキツネを一流レーベルとして大きく飛躍させたと言われています。 2010年には、メゾンキツネに所属するアーティストのアルバムをより多くの日本人に広め、アーティスト育成に集中するためにKITSUNE JAPONを設立しました。 それまでは、日本国内においてP-Vineがコンピレーションアルバムを、Trafficがキツネレーベル所属のアーティストのオリジナルアルバムを発表していましたが、これらのリリースが全てKITSUNE JAPONによって一本化され、世界の音楽シーンを牽引するキツネの魅力が直結で日本に流通されるようになりました。 また、メゾンキツネが主催するイベント、Kitsune Club Nightはキツネが主催するファッショナブルな忘年会として人気を集めています。毎年メゾンキツネが招いた多彩なゲストが集結し、ライブセットやDJワークを披露し、メゾンキツネの音楽の世界観を堪能することができます。 2017年には新たな音楽イベント、Kitsune Afterworkを日本で開催しました。パリやニューヨークで先行して開催して注目を集めていたこのイベントは、文字通り、仕事終わりに立ち寄っていく、という発想から生まれ、開催時間も夜の7時から10時までという早い時間帯であることも話題になりました。 音楽のみならず、ファッションやアートシーンでも高い評価を得ているキツネは、日本とフランスの間で生まれた唯一無二のブランドとして常に次のシーンへのステップアップを目指しています。

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