シンプルな質感とデザイン性の高いシューズやウェアで人気のミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)に、新ラインのネハン(Nehanne)が登場しました。 ネハンは、若手のクリエーターを中心に手掛けられた別ラインで、デザイナーの三原康弘がディレクションしたものです。誕生のきっかけは、日本の歴史や日本の伝統を学んで再認識することが大切だという想いからでした。 世の中では、純日本的な雰囲気のものに注目が集まっています。海外の人々の中には、日本人よりはるかに日本独特の文化や思想、古い歴史に興味を示し学んでいる人もいるでしょう。 ブランド名のネハンは、煩悩がなくなった状態の涅槃という仏教用語が由来です。ネハンには、日本人である自分たち自身が、古き良き日本の良さを発信したいという想いが、素材やデザインなどにちりばめられています。 2012年秋に、京都にある西陣織の老舗である細尾とコラボレーションし、2016年にブランドを創設しました。 ネハンの初シーズンは、2016年10月22日に新宿の文化学園で発表された、2017年の春夏コレクションです。 このコレクションで、縄文時代から日本人の生活に関わりの深い大麻布を主役にした新ラインのネハンが完成しました。大麻布は、戦争によって1度は日本人が忘れてしまったものですが、半世紀の時を経て麻世妙(まよたえ)として、現代に蘇ったファブリックブランドです。 強靭さと柔らかさを併せもつ素材で、光沢もあり、きれいなシルエットが出ます。ミハラヤスヒロのネハンは、古来ファブリックに現代のストリートカルチャーが融合した新スタイルのブランドです。 春夏コレクションのランウェイには、モノトーンのみで麻世妙の美しさを表現したウェアが登場しました。適度な縦皺にほどよい空気感が混ざり、シルエットがきれいなアイテムばかりです。 日本の伝統を意識しているので、着物を彷彿とさせるガウンやモンペなど、和の要素を色濃くちりばめたものになっています。浮世絵をモノトーンのドットで大ぶりにデザインしたアイテムは、YUTA OKUDAがデザインを手掛けたもので、存在感に溢れています。 シャツの襟には着物の襟抜きのようなデザインを施し、ガウンはウエスト部分を紐で縛るなど、独特なものばかりです。足元にも、下駄のような厚底のサンダルや、赤色でアクセントを加えるなど、日本の伝統の統一感でまとまっています。 ミハラヤスヒロのネハンは、古めかしい日本の良さとストリートカルチャーが混ざり合った斬新なスタイルを提案するブランドです。これからも、様々なアイテムで人々を魅了するでしょう。
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