モンクレールOとは
高級ダウンウェアブランドとして日本にも親しみのあるモンクレール。そのモンクレールから新ラインとして、オフホワイト(OFF-WHITE)のヴァージルアブロー氏とコラボレーションしたモンクレールOが2016年に展開されました。
アイコニックなロゴ使いと建築的なディティールのアイテムで世界的に影響力を持つヴァージルアブロー氏。最近では、メゾンブランドであるルイヴィトン(LOUIS VUITTON)のデザイナーとしても活躍。
彼のルイヴィトン初デビューとなるコレクションも大成功となり、今最も注目されているデザイナーと言えます。彼の手掛けるモンクレールOは、デザイン性と機能性が融合した革新的なデザインとなっています。
インスピレーションは、北アメリカのフィッシャーマン。フィーシャーマンに欠かせない高い機能性のウェアとしてモンクレールのテクノロジーが、そして、ヴァージル氏ならではの前衛的なデザインが融合されています。
例えば、モンクレールの高い機能性はそのままに、バイアス柄を施したアイテムなど両ブランドの得意とする点が絶妙にマッチしているコレクションとなっています。ディティールが機能的かつデザインはアイコニックな点がこのコレクションの大きな魅力となっています。
モンクレールCとは
続いて、2017年には、ロンドンを拠点にブランドを展開している新進気鋭デザイナー、クレイググリーン(CRAIG GREEN)とのコラボレーションラインであるモンクレールCが始動しました。
デザイナーのクレイグ・グリーン氏は、名門セントラル・セント・マーチンズを卒業した後にブランドを立ち上げました。幾何学的な模様や、建築的なディティールによるアートピースのようなデザインが特徴的で、今後のファッション界において期待の新星と言われています。
そんな彼の手掛けるモンクレールCは、生地量の多いオーバーなサイズ感のダウンジャケットがリリースされていて、ロープやベルトで絞ったようなデザインが斬新かつ魅力的です。彼の得意とする斬新なシルエットがふんだんに醸し出されているコレクションとなっており、大きな話題を集めました。2018年には、モンクレール ジーニアスの内の一人として、モンクレール クレイグ・グリーン(Moncler Craig Green)を発表しています。
世界的に注目されている二人のデザイナーとコラボレーションを果たしているモンクレール。長年高級ダウンウェアブランドとして愛されているモンクレールは今後更に注目を集めることは間違いないでしょう。