モスコット(MOSCOT)が世界各国で展開するメガネの種類は様々です。
「レムトッシュ(LEMTOSH)」
そのメガネの種類の中で、ブランドを代表すると言ってもいいものは、レムトッシュ(LEMTOSH)です。このフレームは1950年代に誕生、アメリカンクラシックとも呼ばれ、ジョン・レノンが愛用したことでも有名です。
また、多くのセレブリティもレムトッシュを着用しています。フレームの型は四角型のウェリントンと、丸型のボストンとのちょうど中間の型をしていて、かっちりとしすぎずどんな顔型にもフィットします。
レムトッシュは世界各国で多く愛用者がおり、各国で限定のカラーなども発表されている人気フレームです。
「ミルゼン(MILTZEN)」
ミルゼン(MILTZEN)は、レムトッシュが誕生する20年前の1930年代に発表されました。
この時代はちょうどモスコットがニューヨーク市内にお店を開いた時期と重なり、モスコット家にとっても愛着のあるフレームです。ミルゼンの名前は、モスコット家の叔父の名が由来になっています。
このフレームはボストン型で、丸みのある型がポップな印象ですが、2つのフレームの間にかかるブリッジ部分を他のメガネよりも上部に配することで、縦長にも見えてクラシックな雰囲気でもあります。
ポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホールが着用したことによって一躍有名になったモデルです。
「ユケル(YUKEL)」
ユケル(YUKEL)は、最近日本でも流行中のサーモントブロー型です。サーモントブロー型とは、メタルフレームの上部がまるで眉毛(ブロー)のように太く作られていることから名前が付けられています。
モスコットで展開されるサーモントブロー型のユケルは、他のブランドよりも細めで、やや丸みがあるデザインが特徴で、クラシカルな中にも繊細で優しい雰囲気です。
「ゼヴ(ZEV)」
ゼヴ(ZEV)は、丸いボストン型のフレームです。全体に丸みが強いですが、ブリッジ部分は逆V字型やフレームの細さがアクセントとなりバランス良くデザインされています。
ゼヴは、1960年代にイギリスで行われていた国民保険の一部で、イギリス国民へ配給されたメガネをイメージして作られたと言われています。モスコットのメガネは多くは男性向けですが、このセヴについては女性にも人気で、大きめサイズを選んで着用しています。