エヌハリウッドのはじまり
2000年に尾花大輔が、ミスターハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)という会社を東京の原宿に設立したのが始まりです。古着屋をオープンさせた尾花大輔が、アメリカのハリウッドへ古着の買い付けで訪問したのがきっかけで、ミスターハリウッドと呼ばれ始め、それが会社の名前の由来となっています。
その後、2002年の春夏東京コレクションで、エヌハリウッド(N.HOOLYWOOD)というブランド名でデビューし、日本のファッションブランドとして知られるようになりました。
服作りは古着をベースとし、シルエットや着心地にもこだわりを持っているブランドです。2004年9月には原宿にあった店舗を神宮前に移転しました。
人気となったきっかけ
2007年7月にはパリコレクション展示会にて、ドレスラインを発表し、それが海外進出の大事な一歩となります。2008年2月には、野口強という有名なスタイリストの呼びかけで、大阪の梅田にある阪急百貨店のメンズ館に、エヌハリウッド、アンダーカバー、ヒステリックグラマー、ナンバーナインが集結し、クアドロフェニアというセレクトショップをオープンしました。
その中でも、大人気ファッションブランドとなっています。2009年8月には、オンラインストアをスタートさせ、インターネットでも注文ができるようになります。
ブランドの特徴
ブランドの特徴としては、古着をベースとし、メンズ服を中心に改良されています。そのため、20代の若い男性ファンから多く支持されているのです。
エヌハリウッドは区別をつけるために、コレクション、ドレス、アンダーサミットウェアなどに分けています。コレクション用のラインには、デザインに白いタグが付けられているのです。ドレスはコレクションとは別で、パリ発のディテールにこだわったラインをデザインし、タグは黒となっています。アンダーサミットウェアは、アンダーウェアのラインで、サイズ展開も豊富です。
また毎年、ラングラー、リーバイス、リー、コンバースなどとメイクコレクションや、ディーゼル、ジー ショック(G-SHOCK)とも積極的にコラボレーションをしています。今では世界に知られており、日本を代表するひとつのファッションブランドです。