ニードルスとは、清水慶三がデザイナーとして始めた日本のブランドです。
1989年、海外メーカーとの共同制作によるアイテムを主に、カプセルコレクションとしてブランドを設立しました。
その後、2008年からはウェアからシューズ、アクセサリーまで、トータルなアイテム展開で正式にコレクションを展開しました。
ブランド名の「Needles」は、洋服が生まれる時にも利用される「針」という意味ですが、言葉遊び的な形で「Need-less」という意味もかかっており、「必要以上のものはいらない」というコンセプトもブランド名の裏側に潜んでいると言います。
日本におけるインポートファッションを20年に渡り牽引してきた経験から、そのネットワークを駆使し、世界各国のメーカーやクリエイターと盛んにプロジェクトを展開。
2007年には福岡に初めてとなるフラッグシップショップをオープン。
メンズウェアについての豊富な知識に裏打ちされた細部へのこだわり、そしてそこからの遊びや抜け感で、唯一無比の世界観を構築。
ネペンテスの創立者
清水慶三は、日本・ニューヨークに店舗を構えるセレクトショップ「ネペンテス」の創立者です。
日本も大手セレクトショップとは一線を画した独特の存在感を放つネペンテスは1988年創立。
ネペンテスは清水慶三氏が影響を受けた”MADE・IN・USA”のスタンダードなアメリカンブランドから新進気鋭のインポートブランドにオリジナルブランドを加えたラインナップ。
ネペンテス立ち上げから30年近く経つ今でも、清水氏はファッション業界の最前線に立っています。そして揺らぐことのないファッション業界の重鎮として君臨しています。
ニードルスの魅力
ルックを覗いてみるとかなり特徴的な一枚が多く、シンプルではなない、と言う印象を受けるかもしれませんが、日本であまり採用されていない型が使われているだけで、その服のルーツがある国ではごく当たり前のように着られている服が多いです。
シーズンによって様々なテーマが扱われますが、身近な世界で凝り固まった「当たり前のコーディネート像」を否定してくれるブランドです。
そんなニードルスらしい合わせ方が光る、ブランドを代表する典型的なアイテムが「ジャージ(トラックパンツ)」です。
毎シーズン、ジャージをスタイリングの一部として非常にクールに提案しています。
非常に綺麗でドレスライクなシルエットで、シーズンごとにシルエットや素材を変えながら展開されるトラックパンツは非常に人気があり完売が約束されるアイテムです。