ネイバーフッドは国内外の様々なブランドとコラボレーションを行ってきました。プロジェクトの中で数々の名作が誕生したのがグローバルメーカー、「Adidas Originals」とのコラボレーションです。アディダスの特徴であるスポーツメーカーならではの機能的な一面に、ネイバーフッドのエッセンスが加わりました。ネイバーフッドは「NATIVE」というコンセプトがあり、これは「本来の」や「生まれつきの」という意味があります。そのNATIVEの要素をアディダスのアイテムに落とし込み、シューズだけではなくウェアにもNATIVEのイメージが投影されています。2014年秋から展開されたアディダスオリジナルズとネイバーフッドのコラボレーションアイテムは2015年秋冬にも最後のコレクションが発表され、このシーズンは本革を使用した高級感あふれるジャケットやパンツ、ブーツなどが人気となりました。
ネイバーフッドの設立当初から手を組んで商品を発表しているのが「吉田カバン」です。トートバッグを始め、バッグパックなどを展開しています。その他にもバイクのヘルメットなども共同デザインしました。
アメリカ、カリフォルニア発祥のサーフ系ブランド「STUSSY(ステューシー)」とネイバーフッドもコラボレーションアイテムを生み出しています。STUSSYはカジュアルなストリート系ファッションとして日本でも多くの人からの支持を得ています。このSTUSSY、過去にはネイバーフッド、NIKE、STUSSYが共同でデザインと制作を行ったプレミアムスニーカーを発表しており、履き心地と高いデザイン性が評価されました。
ネイバーフッドが他のブランドとコラボレーションをする際に大切にしているのが、可能な限りトータルコーディネートが出来ることです。アディダスとのコラボレーションのように、足元だけではなく洋服も一緒にコーディネートできることが、ブランドの世界観を表現するのに有効であると、ネイバーフッドの創立者である滝沢伸介は考えます。