ニールバレット(Neil Barrett)は、イギリスのロンドンで誕生した、ファッションアイテムを取り扱うブランドです。このブランドのデザイナーは、イギリス出身で、ブランド名には自身の名前を付けています。
ニールバレットの創立者は、ファッションの学校で学んだ後、数々の有名ブランドで、貴重な経験を積み、1999年に自身のブランドである、ニールバレットを立ち上げました。
ブランド創立者の出身地である、イギリスの伝統的なテイストをベースに、機能性を加えたデザインが、ニールバレットの特徴です。シンプルな中にも、素材やカッティング方法など、ニールバレットのこだわりがふんだんに詰まっています。デザインをしてから完成まで、何度も何度も調整をして作り上げられたニールバレットのアイテムは、繊細かつスタイリッシュなアイテムばかりです。
コレクション発表の場はイタリアが多く、1998年の秋冬コレクションをイタリアで発表したのが、ブランド最初のコレクションとなりました。このコレクションは、メンズアイテムのコレクションとして発表されています。初めてのコレクション発表後、すぐにファッション業界での注目を集めたニールバレットは、翌年の2000年に、大変名誉あるメンズファッションの展示会、ピッティ・イマジネ・ウォモのオープニングを飾ることとなり、さらに注目を集めるブランドへと成長しました。
同じ年に、東京の骨董通りに、日本初となるニールバレットのショップをオープンさせます。1999年の秋冬コレクションで、レディースアイテムをスタートさせ、2002年には、ミラノでのメンズコレクションデビューを飾りました。
現在では、三陽商会とライセンス契約を結ぶなどして、多くの有名ブランドとコラボレーションし、バリエーション豊かなアイテムを発表しています。
2006年になると、新たなレディースコレクションを発表しました。ニールバレットの特長を活かしながら、新しいエッセンスを加え、今もなお進化を続けています。
これまで、メンズファッションやレディースファッションのアイテムを中心に制作してきたニールバレットですが、2011年からはビジネスの方面にも力を注ぎ始めました。スーツなどの製作を開始し、多くのセレブたちが愛用しています。香港や韓国の企業と協力し、アジアにも進出しました。
その他にも、有名サッカーチームのユニフォームデザインや、ハリウッド映画への衣装提供も行っており、幅広い活躍で注目を集めています。
2008年にオープンした日本の骨董通りの店舗は、現在では青山に移転しており、東京のみならず、大阪にも直営店を構えるまで成長しました。世界のセレブからも注目されているブランドですが、日本でも身近に手に取ることができるブランドです。