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ニールバレット(Neil Barrett)は、イギリス生まれのニールバレットによって立ち上げられたブランドです。デザイナーであるニールバレットは、ザラ(ZARA)やエイチアンドエム(H&M)などのファストファッションが世界中で伸長しているのを受けて、自身のセカンドラインであるブラックバレットバイニールバレット（Blackbarrett by Neil Barrett）を立ち上げました。
「simple&uncomplicated」、「instinctive」をブランドコンセプトに挙げキャリアを始める若者にあったデザインのものを中心に展開しています。価格帯も、若者向けということもあり、親ブランドのニールバレットよりも低く設定されているのが特徴です。
当初、日本の三陽商会とライセンス契約を結んでいましたが、その後シンガポールの企業クラブ21(Club21)と契約し、アジア各国に進出しています。基本的なコンセプトは、親ブランドであるニールバレットのものを踏襲しており、色使い、カッティング、着心地などは受け継がれています。
2014年のコレクションでは、幾何学模様を打ち出しており、ドット、ライン、ブロックなど馴染みのあるデザインを採用していたため、日本をはじめアジア各国でも大ヒットとなりました。販売店も限られていましたが、日本を代表するインターネット販売サイトゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱いを始めたことで、一気に販売間口が広がり、誰でも購入できるようになりました。
他にも派生ブランドとして、ニールバレットシャツ（NeilBarrett Shirts）があげられます。主にTシャツ、ワイシャツなどシャツを中心に集められたコレクションになっており、ニールバレットの象徴である幾何学模様が散りばめられています。モノトーンを基調としたシンプルな色使いながらも、見る人を惹きつける個性的な魅力を持ち合わせているのが特徴です。とても現代的かつスポーティーなデザインであるため、世界中のセレブも愛用しています。
また、数多くのカットのデニムを集めたニールバレットインディゴコレクション（NeilBarrett Indigo-Collection）もあります。ニールバレットは、タイトなシルエットやシェイプされたシルエットなど、同じボトムスでも様々なデザインを用意することにこだわっています。着用した時に、美しいラインを生み出すアイテムや、絶妙な染め具合のアイテムが取り揃えられています。
こうして、ニールバレットを親とした派生ブランドが生まれることで、ブランドが成長し続けています。
