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ポールハーデン(Paul Harnden)は、1987年、Paul Harnden（ポール・ハーデン）がイギリス・ロンドンにてハンドメイド・シューズの制作を開始したことが始まりのブランドです。
デザイナー ポールハーデン
ポール・ハーデンはカナダに生まれ、ジミー・チュウ(Jimmy choo)、パトリック・コックス(Patrick Cox)らを輩出したコードウエイナーカレッジを卒業。その後、イギリスに渡り、靴作りの手法を学びました。
その後、イングランドの老舗レザーシューズメーカーの「ジョン・ロブ」で木型職人として働き、1987年、ロンドンで手工業技術を用いた、靴の制作を開始。
1989年、スコットランドに移住。自然が好きというポール・ハーデンの嗜好によりマッチした環境を求めて移住したことが理由だそうです。1998年、”クリエイターの街”とよばれるロンドン郊外の海辺の町、ブライトンに移住し工房を構えました。
ポール・ハーデンは完全にハンドメイドの技巧技術を駆使しているデザイナーで、ここまで職人気質の有名ファッションデザイナーは世界中を探しても彼の他にいないでしょう。
魅力的なハンドメイドのアイテム
自然をテーマとし、洗いざらした様な素材感を巧みに生かしたウエアをはじめ、レザーシューズは軽さと丁寧ななめしによる柔らかさが特徴です。
そのシューズ、ウエアは共に最高品質のハンドメイド技術によって製作されており、生産数は極わずかで、世界でも限られたショップのみで取り扱われています。
ブランドアイコンの内羽根のブーツはハンドメイドの風味が一足一足に違う雰囲気を与えている人気のアイテムです。
主なアイテム展開
また、現在は靴の他にも、シャツ、ジャケット、コート、スカート、バッグなども手掛け、メンズウェア、レディースウェアともに展開しています。
定番アイテムとなっているのはサスペンダーパンツや、ベンタイルコットンを使用した、マックコートで、独特の皺感は他のブランドには出せません。
素朴なデザインですが、エッジも効いている、そんなポール・ハーデンのアイテムは派手なファッションが苦手な若者や大人の男性から絶大な人気を誇っています。
シューズブランドとしての評価はもちろん高く、ブランドのコンセプト・デザインについても自身で手掛けるポールハーデン。彼の生み出すアイテムは一つ一つ技術と思いが詰まっているたまらないものばかりです。今後の展開にも注目のブランドです。
