プラスチックトーキョーとは、デザイナーの今崎契助が2012年にスタートした日本のブランドです。
コンセプトは「世の移り変わりに合わせ常にアップデートし続けるブランドでありたい。装うことの喜びに再会できるような、心の踊る洋服を作っていきたい。」
様々な物事がノールール、ノーコンセプトにレイヤー化され混在する現代の東京を強く意識。あらゆる物質や情報がデータ化される中、衣服の物質性にフォーカスし、視覚に訴えかける最先端のデザインを世界に発信しています。
ブランドの始まり
デザイナーの今崎契助は、京都出身で文化ファッション大学院大学卒業後、友人とグラフィックTシャツをメインとしたブランドの活動や、アパレル会社で経験積んだ後、「プラスチックトーキョー」をスタートさせました。
ブランドアイコンとなるグラフィカルな要素を持ち味としながら、長期的な展望を持って淡々とブランドをディレクションしていく様子には、深い知性と大胆さを感じます。
コレクションと今後の活動
2016SSコレクションを初のランウェイショー形式で発表し、2016年には第10回「DHL デザイナーアワード」をプラスチックトーキョーが受賞しました。
コレクションは毎回、東京の都市性をテーマにしており、
ファーストコレクションの2013SSでは「東京観光」や2013AW「自宅警備」、2016AW「Scramble(スクランブル)」などと、現代の東京に焦点を当てているものが多くあります。
2017AWではメンズを休止し、初のレディースのみのコレクション「プラスチックトーキョー フォー ウィメン」としてテーマを設けずに発表しました。
女性にとって新鮮な感覚を取り入れ、毎日の見え方が変わるようなデザインを目的として作っています。
2018SSでは、メンズとウィメンズを発表する予定だそうです。
今後は「発表時期を前倒しして海外展でどんどん発表し、海外の販路を開拓したい」とデザイナーはコメントしています。