プーマ(PUMA)がコラボレーションしてきたのはブランドのみならず、アーティストやサッカークラブなど多岐にわたります。
アメリカでは国民的歌手と言われているリアーナ(Rihanna)は、プーマとコラボしてオリジナルのブランドフェンティプーマ バイ リアーナ(FENTY PUMA by Rihanna)を立ち上げました。
彼女はブランドのディレクターとしてシューズだけではなくアパレルもデザインしており、多大な影響を受けている日本のストリートカルチャーとスポーツをミックスした世界観を落とし込んでいます。
2015年からスタートしたリアーナとのコラボでは、第一弾としてプーマクリーパー(PUMA CREEPER)というスニーカーがリリースされました。
プーマスウェードというモデルがベースとなり、イメージはパンクロック音楽でそこにスポーツのエッセンスが加わったスニーカーは、高めのソールやスウェードと後にリリースされたベルベッド素材がカジュアルなスニーカーをワンランクアップに仕上げています。
2017年春夏コレクションでは18世紀のフランスがイメージされた、より女性らしいテイストのアイテムが揃いました。
カラーは淡いピンク色やヌードカラーが取り入れられ、リボンやパール、レースがあしらわれています。フットウェアも、ヒールの高いサンダルやスニーカーにもリボンが使われておりエレガントでありながらもスポーツの要素が含まれるユニークさです。
「マリーアントワネットがジムに行ったら」というテーマにぴったりの、斬新なデザインのアイテムたちがラインアップされています。
2017年春夏のメンズ向けにプーマがコラボレーションしたのは、久保嘉男のブランド・ヨシオクボ(yoshiokubo)です。
ヨシオクボ バイ プーマ(yoshiokubo by PUMA)と名がつくコラボレーションはサバイバルがテーマとなっており、ヨシオクボが得意とするオリジナルの裁断・縫製技術をプーマの歴史あるスポーツウェアに投影させています。
ブレイズ(BLAZE)という名のスニーカーはプーマの人気モデルであり、クッション性のある安定した履き心地が特徴です。そこにヨシオクボデザインのバンダナがアクセントに装着されていて目を引きます。ウェア類は軽量にこだわっており独特の切り替えや隠しポケットに、コレクションテーマのサバイバルをイメージさせています。
サッカーファン、特にJリーグファンに向けてプーマがリリースしたのが、Jリーグの4クラブとコラボレーションしたシューズです。
このシューズが開発された背景は、スタジアム観戦する際にユニフォームだけではなく足元もクラブのカラーで統一させてほしいという願いからと言われています。
プーマバスケット(PUMA BASKET)という古くからあるモデルを基に、川崎フロンターレ、清水エスパルス、ジュビロ磐田、そしてセレッソ大阪の4クラブのカラーを取り入れました。シューズの表面はスウェードとレザーが配されており、スタジアムでも日常でも活躍する一足です。