ラグ&ボーンとは、2002年にマーカス・ウェインライトとデヴィッド・ネヴィルのイギリス出身の二人がスタートさせたアメリカのブランドです。
ジーンズのコレクションから始まりました。
実は、マーカス・ウェインライトとデヴィッド・ネヴィルともにファッションの教育を受けていないのですが、10代の頃からファッションが大好きで、自分のブランドを作りたいとずっと思っていたそうです。
毎日着たくなるような服を作ろうと思い、ケンタッキーからブランドをスタートさせ、パターン・カッティング・縫製のクオリティの高さ、そしてディテールへの拘りを持つラグ&ボーンは徐々に人気を得るようになりました。
ラグ&ボーンの歩み
2005年にウィメンズラインを開始。
同年9月にニューヨークコレクションでショーを開催しました。
CFDAメンズウェア部門新人賞にノミネートされ、新人賞で大賞受賞。
2008年にニューヨークに初のメンズ専門路面店をオープン。
2011年11月には、ニューヨーク以外で初となるショップを東京・表参道にオープンしました。
2016年、 デザイナーであり最高経営責任者でもあったデヴィッド・ネヴィルが退任しラグ&ボーンのデザイン活動から離れました。それにより、マーカス・ウェインライトが単独で CEOとなっています。
デニムへの強いこだわり
デニムのコレクションから始まっただけあり、デニムへのこだわりが強く、岡山産の厳選した高級糸を使用した生地にアメリカの職人が一本一本丁寧に生産を行い、縫製・素材に妥協せず、穿き心地やシルエットなど、まさに一級品です。
ラグ&ボーンのデニムの大きなセールスポイントは、ウエストに付けられたコットン裏地です。
一般のデニムではここにもインディゴ染めの生地が使われるため、シャツをインして着るとこすれて色落ちすることがあります。このデニムでは安心してドレッシーな着こなしができるのです。
メンズではジュード・ロウ、レオナルド・ディカプリオなどのハリウッドスターが愛用しています。
生産国メイドインアメリカにこだわっているわけではなく、クオリティを重視しているので、アイテムにあった国と工場選びをしています。
コレクションのほとんどはアメリカですが、靴はイギリス、セーターはアジア、Tシャツはペルーなど、
優れた工場があったらそこで作っています。