世界中にファンを持つ「レッドウィング(RED WING)」は、1905年にアメリカ ミネソタ州で誕生しました。誕生当初は高品質なブーツを製造するブランドは数少ない時代で、そんな中でもレッドウィングのブーツは極めて質の良いブーツを作るブランドとして、全米で人気を博し、支持を集めるブランドとなっていきました。
レッドウィングのファンは世界でも多く、そのブランド力に魅了され、コラボレーションを求める企業・ブランドは後を絶ちません。しかし、コラボレーションはこれまでに数件のみにとどまっています。そのうちの最も新しい企画が、2016年、ビームス(BEAMS)とのコラボレーションです。
レッドウィングの名品と呼ばれる“アイリッシュセッター”モックトゥ ブーツの歴代のモデルをベースに再現された、リバイバルモデルになっています。ブーツの素材はもちろん、タグなどの細部にわたり、レッドウィングとビームスのこだわりが満載の一足として、ファンにはたまらない仕上がりになりました。
また、ブーツ以外にもコラボレーションは派生していきます。2015年には、時計の老舗メーカー タイメックス(TIMEX)と、レッドウィングとのコラボレーションが実現します。両社ともアメリカで誕生し、長年にわたりトップを走る老舗人気ブランドです。
そんな2社のコラボレーションには、両社の意向がたっぷり詰まった腕時計になりました。タイメックスのアイテムの中でも、アイコニックで、ブランドの歴史をしっかりと感じる“ウォーターベリー”をセレクトし、全3サイズを用意しました。そこに、レッドウィングの風合いをしっかり活かした、レザーをベルトとしてプラスし、そこに細かなディティールをプラスしています。両社のイメージを、忠実にデザインした腕時計は、長年培ってきた老舗ブランドのアイデンティティが凝縮された一品として、完成したのでした。
また、レッドウィングが初めてコラボレーションを果たしたブランドが、スノーボードブランドとして知名度の高いバートン(BURTON)でした。スノーボード用のブーツとして改良されたモデルで、ベースとなるボディーの素材には、レッドウィングが使用するレザーを用いたブーツになっています。耐久性・防水性にはとことんこだわり、機能的かつおしゃれなスノーボードブーツとして、大きな反響を集めました。