今年の7月頃にパリやロサンゼルス、および日本国内では南青山で行われた、シュプリーム(Supreme)とルイヴィトン(LouisVuitton)のコラボレーションによる2017年秋冬コレクションのポップアップストアでの先行販売は大行列を生み、国内でもとても話題となりました。 当初は6/30~7/13まで行われる予定でしたが、予想以上の行列で、初日に売り切れてしまうアイテムもあり、7/7にポップアップストアは閉店となりました。

コラボのきっかけとなった電話

では、なぜ世界的なブランド同士であるシュプリームとルイヴィトンは今回コラボレーションをすることになったのでしょうか。 両ブランドのコラボのきっかけは、ルイヴィトンのCEOであるマイケル・パークがある日、ルイヴィトンのメンズコレクションのアーティスティックディレクターである、キム・ジョーンズにシュプリームに興味があるという内容の電話をしたことです。 マイケルの電話に対して、シュプリームの創業者であるジェームス・ジェビアを知るキムは、シュプリームとのコラボレーションを考えているのであれば紹介するといった返答をします。 この電話がきっかけとなり、シュプリームとルイヴィトンはコラボレーションをすることになります。

世界中から注目を浴びていたコラボ

このコラボレーションは、ポップアップストア開催前からとても注目されており、様々なリーク情報が飛び交うほどの注目の高さでした。 このことからも、シュプリームとルイヴィトンそれぞれがファッション界に対して多大な影響力を持っているということがうかがえます。

2000年の訴訟問題

少し前の話ですが、実はシュプリームはこのコラボレーションの前にルイヴィトンのモノグラムをパロディしたボックスロゴTシャツ、ニットキャップ、スケートデッキ、ステッカーなどを2000年にリリースしており、これに対してルイヴィトン側が訴訟を起こし、裁判沙汰になり、販売中止となってしまいました。 このことを考えると、今回両ブランドが長い年月を経てコラボレーションしたことは、シュプリームファンにとってもとても嬉しいことでしょう。
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