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泰八郎謹製は日本のアイウェアブランドです。有名眼鏡メーカーとして知られている、金子眼鏡株式会社のオリジナルアイテムとして高い評価を受けています。
泰八郎謹製は、眼鏡職人山本泰八郎が作る日本の伝統的素材と確かな技術が合わさってできる、独特の味わいがある眼鏡です。泰八郎謹製の生み出す眼鏡は、日本だけでなく海外にも熱烈なファンがいます。
デザイナー 山本泰八郎
泰八郎謹製を手掛ける山本泰八郎は昭和17年に誕生しました。
彼の出身は福井県鯖江市で、国内シェアのほとんどを占める眼鏡の産地として広く知られている市です。眼鏡職人を志し、中学卒業後にはセルロイド職人に弟子入りして現在の眼鏡造りに繋がる技術を身につけていきました。
鯖江では眼鏡フレーム造りの分業、大量生産へ傾いていた時代でしたが、そんな風潮になじめなかった山本泰八郎は1977年に創業、山本手造り眼鏡製作所をスタートさせました。
そこから現在まで変わることなく、すべて手作業で丁寧に造る眼鏡フレームを造り続けています。
泰八郎謹製の魅力
現在眼鏡のフレームの材料として用いられているのは、金属製かプラスチック製が主流です。そんな中、泰八郎謹製では今なおセルロイドという天然樹脂を糸鋸で切っていくことで造られています。
セルロイドの型出しから始まり、仕上げ工程である磨きまで、すべて自分の手で行っています。オールハンドメイドで作られる、ノー芯製法の温かみのある眼鏡に魅了されるファンが多数です。
金子眼鏡とのタッグ
真摯な眼鏡造りを続けてきた山本泰八郎が55歳の時、上質な日本製のフレームを扱う金子眼鏡とタッグを組むことになりました。
その時から泰八郎謹製の名前で眼鏡フレーム造りを行うこととなります。これがきっかけとなり、さらに多くの人から注目を集めることになりました。
泰八郎謹製の眼鏡はすべて手作業で丁寧に作られており、月に200本しか造ることができませんが、数少ない眼鏡を待ち望んでいる方は多く、人気のアイテムとなっています。これからのさらなる活躍に期待が高まっているアイウェアブランドです。
