シアタープロダクツとは
シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)は武内昭、中西妙佳、金森香が2001年に設立したブランドです。
デザイナーについて
シアタープロダクツは出版社リトルモアで広報・リトルモアギャラリーの担当として勤務していた金森香、エスモードジャポン卒業後、株式会社コム デ ギャルソンのパタンナーをしていた武内昭、エスモードジャポン卒業後、株式会社サンエーインターナショナルに入社。k.a.t.やVivienne Tamの企画や、coigirlmagicの設立に携わった中西妙佳によって設立されました。
コンセプトは「洋服があれば世界は劇場になる」で、ブランド名にも表れています。服作りから販売まで全ての過程を「演出」と捉え、服の持つ色や素材、風合いやシルエットなどだけではなく、その服を着る人やその時間、空間などもプロディースすることにこだわりを持っています。2006年春夏から、メンズラインであるKINGLY THEATRE PRODUCTS(キングリーシアタープロダクツ)を開始しました。現在は、武内昭とエスモードジャポン卒業後、株式会社トゥモローランドの企画を経た森田美和の二人がデザイナーを務めています。
ブランドの特徴
シアタープロダクツの特徴は、楽しさや明るさ、かわいらしさのあるデザインで様々なファッショニスタが愛用しています。デザイナーは「常識的な方法を常に問いただしながら進んでいる」とコメントしており、その唯一無二のデザインで様々な人々を魅了しています。
そんなシアタープロダクツのアイテムの中でも人気なのが、アクセサリーやトートバッグです。大きくロゴがプリントされたトートバッグは色味の使いやすさがありながらも、インパクトのあるアイテムでシンプルな服装にはインパクトを、少しエッジの効いた服装には程よく緩やかな印象を与えてくれるアイテムになっています。
アクセサリーはその作り込みに定評があり、リップをモチーフにしたネックレスやネイルボトルデザインのピアスなど化粧品を始め飴やコインなど様々なものをモチーフにして作られていますが、その造形のリアルさはアクセントや遊び心が感じられるとして、国内外問わず人気があります。
近年の動向
シアタープロダクツは海外展開も積極的に行なっています。インスタグラムのアカウントも世界中からフォローされており、2006年にはユニクロとコラボするなど知名度も広がってきています。そんなシアタープロダクツは「洋服があれば世界は劇場になる」というコンセプトのもと、シアタープロダクツにしか作り出せないデザインのアイテムを人々のもとへ届けてきました。積極的な海外展開も含め今後も期待のかかるドメスティックブランドの一つです。