トッカとは、デザイナーであるマリー・アン・オーディエンス、クリエイティブディレクターのエドアルド・マンテリ、社長のゴードン・フィンケルシュテインという3人が出会ったことにより、1994年ニューヨークでスタートしたブランドです。
TOCCAについて
「クラシック、エレガント、トラディッショナル」をコンセプトに自然の草花をやわらかなタッチで描いたファブリックや、インドの民族衣装であるサリーにインスパイアされた刺繍を施したシースルー素材を使用しているのがトッカの魅力です。
ベーシックで落ち着いたデザインでありながら、優美なファブリックを使用することで、洗練された華やかさを演出しています。
代表するアイテムは、チューブトップやノースリーブのミニドレスで素材となるのは
パステルカラーやベーシックな配色が中心で、エレガントなワンピースを中心に展開していますが、スカートやパンプス、アクセサリー、レイングッズなどの販売もしています。
デザイナーについて
設立に携わったデザイナーであるマリー・アン・オーディエンスは、1990年代からスタイリストとしてパリで活動していましたが、ファッションセンスを活かしてドレスのデザインを始めます。
1994年にはトッカのデザイナーに就任しましたが、1998年に辞任します。
引き継いだのは、「プラダ」や「イタリアン・ヴォーグ」においてスタイリストをしていたアレックス・ホワイトが後任となりました。
そして2005年にはクリエイティブディレクターを会長であるエドアルド・マンテリが兼任、プレタポルテを担当するデザイン・ディレクターには、「ラルフ・ローレン」でシニアデザイナーを務めたことがある、サマンサ・タンが就任となりました。
日本での展開
1996年にはバスストップ株式会社日本での展開をスタートし、南青山にトッカストア青山本店をオープン。
2009年に国内で多くのファッションブランドを手掛けている株式会社オンワード樫山が日本国内での商標権を取得しました。
2013年には青山本店がリニューアルされて、売り場総面積が224平方メートルとなった。2014年にオープンした銀座店は、300平方メートルの売り場内にVIPルームを備えています。
ライフスタイル提案型ブランドとして「TOCCA」の魅力を発信し、多くのファッション雑誌にも取り上げられるなど、高感度な女性を中心に高いブランドイメージを構築しています。