トリッカーズの一生モノの靴

トリッカーズ(Tricker’s)は、1829年にイギリスで創業したシューズブランドです。150年以上の長い歴史を持ちながらも、今も創業時と変わらない伝統的な製法による靴作りが続けられています。 トリッカーズの代表とも言えるカントリーブーツをはじめ、さまざまなデザインの革靴は、飽きのこないデザイン性の高さと丈夫さから一生ものの靴とされています。男性を中心に現在も幅広い層からの人気を博し、全世界で愛用されているブランドです。

トリッカーズの始まり

イギリスのノーサンプトンにはシューズメーカーの工場が多く、革靴の聖地としてもよく知られる場所です。 この場所で靴作りの名人と呼ばれたジョセフ・トリッカー(Joseph Tricker)が立ち上げた「R.E.Tricker Ltd」、この会社がトリッカーズというシューズブランドの始まりと言われています。 ジョセフ・トリッカーの手掛ける革靴は、防水加工が施された丈夫な靴として上流階級の紳士や農場主からの厚い支持を得ていました。トリッカーズを代表するカントリーブーツは、上流階級の紳士が休暇を田舎で過ごす時のために作られたのがその始まりです。

英国王室御用達

トリッカーズは現在「英国王室御用達」のブランド靴としても知られており、その品質の高さを物語っています。「英国王室御用達」になったのは今から20年ほど前のことです。 ノーサンプトンに住んでいた故ダイアナ妃がトリッカーズの靴を薦めたことがきっかけとなり、チャールズ皇太子の愛用靴となったのは有名な話です。 セント・ミッシェル通りにあるトリッカーズの工場には、トリッカーズの紋章である王冠に3本の鳥の羽をあしらったデザインが掲げられています。

受け継がれる伝統

トリッカーズは、ジョセフの子孫により代々受け継がれてきました。現在は5代目の子孫がトリッカーズの靴作りの伝統を受け継いでいます。 そして今も、創業時と同様靴作りの手法は全工程を1人の職人の手で行うベンチメイドです。ひとつずつ丁寧に作られる革靴は、派手さのない無骨な印象ながらも美しいフォルムで、イギリスの品格を感じさせる仕上がりとなっています。 丈夫な作りはもちろんのこと、足元にこだわる男性に人気の高いファッションアイテムとしての地位を獲得しています。 現在は伝統を守りつつ、別注やダブルネームなどのアイテムも多く展開しています。これからも、イギリスの伝統を感じさせる一生ものの靴を生み出し続けてくれることでしょう。トリッカーズの積み重ねるこれからの歴史にさらに注目が高まります。
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