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ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)は日本のファッションブランドです。ブランドの始まりは1990年、デザイナーの津森千里が立ち上げました。
津森千里は埼玉県出身で、1976年に文化服装学院を卒業後翌年にはイッセイミヤケ（ISSEY MIYAKE）の会社にデザイナーとして入社します。
入社後はスポーツジャンルのブランドを担当し、1983年にはブランド名をイッセイスポーツからIS. Chisato Tsumori Designと変更し、チーフデザイナーとなります。
ツモリチサトのスタート
1990年、自身のブランド、ツモリチサトを立ち上げ、東京コレクションへ参加をしました。5年後には初めての路面店を東京青山にオープンします。
2000年になると、ブランドのコレクション発表の場を東京からパリへ移し、2003年には初めてメンズラインを発表しました。
2008年、銀座にツモリチサトゴールド（TSUMORI CHISATO GOLD）と言う名の路面店を開き、同じ時期にドレスラインを発表します。
2010年にブランドが20周年の節目を迎えた際には、記念して東京のホテルで記念パーティを開催し、7年ぶりに東京コレクションショーを行いました。
2011年、新しい派生ブランドのキャッツ・ツモリチサト（cat’s TSUMORI CHISATO）を発表します。これは、猫に焦点をあてたブランドです。
ブランドコンセプト
TSUMORI CHISATOは、デザイナーの津森千里が好きな物、好きなことなどから発想を得た商品をデザイン、開発しています。
商品にはデザイナーの自由なアイデアが投影されていて、可愛さやセクシーさが共存した、着ていて幸せになるような「大人のファンタジー」を展開したいというのがブランドのコンセプトです。
広がる展開
現在TSUMORI CHISATOブランドは東京に路面店を3軒持ち、その他に全国の百貨店やファッション系複合施設でショップを開いています。また、パリには旗艦店の他にデパートの中にもショップがあり、アジアでもブランドショップを展開しています。
アメリカでもセレクトショップを中心にTSUMORI CHISATOの商品を取り扱っています。自身が手掛けるブランドの他にライセンス契約をしているシリーズもあり、その場合はブランド名が小文字の「tsumori chisato」となっています。
