創業以来、時計のコレクションを増やし続けていたヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、1972年にパリのヴァンドーム広場にて、時計専用のブティック、ブティック・デ・ズールをオープンさせました。 また、翌年1973年には日本にブティックをオープンさせます。これは、パリの宝石店としては初めてのことです。1976年にはジュエラーとしては初めて香水を販売します。 1999年、ヴァンクリーフ&アーペルはスイスのリシュモングループの傘下へと入り、本格的なウォッチメーカーとしての道も歩み始めることになります。 ヴァンクリーフ&アーペルの詩情あふれる世界観は、セレブリティに愛され続け、2003年には、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)がアカデミー賞主演女優賞に輝いた際にヴァンクリーフ&アーペルのブレスレットをつけていたことも大きな話題となりました。 また、メンズラインにおいても男性だからこそのエレガンスな世界を体現するようなタイムピースを発表しています。特に、創始者の息子であるピエール・アーペル(Pierre・arpels)が自身のためにとデザインして以来、たちまち評判を呼んだピエール・アーペルは、2012年に新た現代的な再解釈を加えられると同時に、タイムレスな美しさを備えた時計としてリニューアルを果たしました。 2008年にはクロエ(Chloé)とのコラボレーションを果たし、ヴァンクリーフ&アーペルのアイコンであるアルハンブラと、ゴージャスなメタリックパイソンレザーを融合させたイブニングバッグ、黒蝶貝、白蝶貝、オニキスのアルハンブラをふんだんに使ったネックレスを発表し、評判となりました。 クロエの他にもカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やギャスパー ユルケヴィッチ(Gaspard Yurkievich)、ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)などのブランドでもジュエリーを登場させ、コレクションを艶やかに彩っています。 高度な専門技術とメゾンのオリジナリティを組み合わせて、エナメルやジュエリーによって植物や生物がいきいきと描かれるエクストラオーディナリー ダイヤルや美と技術の枠を集めてダイヤルという劇場の上で物語を繰り広げることによって、まったく新しい方法で時を示しているポエティックコンプリケーションなど、他に類を見ない世界観で、女性ばかりでなく男性をも魅了し続けています。現在では、日本国内においては18店舗およびeブティック、世界各国では70店舗を展開しています。 2012年にはパリのヴァンドーム広場にジュエリーと時計の学校、レコール ヴァン クリーフ&アーペルを開校し、後進の育成にも力を注いでいます。
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