2000年の設立以来、「美しさ」を探求しながらモノづくりを続けてきた「ヴィズヴィム(visvim)」。
ブランドの創立者でありデザイナーである中村ヒロキ氏は、モノづくりを行うなら、作りこめる「靴」を作ろうという思いをきっかけに靴作りからスタート。設立から16年経った今では、トータルブランドに成長しました。
ヴィズヴィムのレディースライン
そんなヴィズヴィムが2013年の秋冬コレクションで、新しくレディースラインを発表しました。それが、「ダブリュエムブイ(WMV)」です。
WMVというブランド名をヴィズヴィムとは別に付けたのは、女性のために作ったブランドにしたいという思いから。また、「W」と「V」と「M」が織りなすジグザグとしたフォルムに面白さを感じたと言います。
流行にとらわれず、日々生きている中で自然に自らがキャッチしたものをアウトプットする形でモノづくりを行っているという中村氏。
彼はその時々の流行に影響されやすいレディースでも、WMVでは表面上の輝きではなく着る人の魅力を引き出せるような内側からきれいになれるモノを提案したいと考えています。長く使ってもらうことで新しいライフスタイルの発見につながればという、中村氏の思いが込められています。
WMVのブーツ
レディースアイテムの中でも、中村氏が特に思いを込めているのがブランド設立のきっかけとなった靴。ぜひ女性たちにWMVのブーツに足を通してほしいと話しています。
WMVのブーツではソールにコルクが入れられ、履いていくうちにコルクが沈み履き心地がよくなるのです。通気性が高く、蒸れないというのも女性にとっては大きな魅力でしょう。
女性らしさを演出するヒールをきちんと備えながら、毎日履いても疲れにくいブーツを追及しています。ソールの張り替えができるので長く履くことができ、履けば履くほど味が出て愛着のわく一足となるはずです。
また、岡山の生地屋と一緒に開発したというデニムにも、中村氏のこだわりが見られます。ラグシックという綿から紡績された糸を使っているので、ごつめの見た目ながら柔らかい履き心地が魅力です。
魅力的なアイテム達
その他にもイヌイットジャケットや、インディゴ染めのほどこされたワンピースなど、ヴィンテージ感を演出したウェアを展開し、バッグや帽子、アクセサリーなど女性らしさの詰まった小物も充実。
中村氏が自ら製作したハンドメイドアクセサリーといったこだわりの一点ものなど、注目すべきアイテムが多く揃っています。