日本発のアウトドアウェアブランド
日本発のファッションブランドである、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)は、2006年秋冬コレクションより誕生しました。
コムデギャルソンやジュンヤワタナベなどの企画を行っていた相澤陽介によって、アウトドアというフィールドを中心として着られる洋服をブランドコンセプトとしてつくられています。
そのため、デザインはもちろんのこと、実用性や技術といった、それぞれの要素を組み合わせることで、物づくりへの新しい姿勢を見せています。
市場に屈しない、デザインと、実用性、技術の三本柱を基本コンセプトとしたホワイトマウンテニアリングは、素材やディテールに特にこだわりをもつことで、注目度も高い東京ブランドのひとつです。
ブランドの歩み
ホワイトマウンテニアリングの歴史はそれほど長くなく、2006年にコレクションで発表されてからは、2009年には、ホワイトマウンテニアリング初のショップをオープンさせました。
そして、2010年春夏コレクションでランウエイコレクションを発表しています。
2011年には、フラッグショップを表参道に移転オープンさせたり、ニューヨークでの秋冬コレクションの展示会を発表するなど新しい動きを見せています。
そのときは、ホワイトマウンテニアリングという名前ではなく、ポーラル(poral)という名前をつけて、ウィメンズラインの海外展開をおこなっていました。
そして、2012年には伊勢丹新宿店メンズ館にホワイトマウンテニアリングの二号店をオープンさせ、百貨店での新たな客層の取り込みを図ったのでした。
そして2013年には秋冬シーズンのピッティ・ディスカバリースペシャルイベントにおいてコレクションを発表します。
また、同年には秋冬シーズンのミラノ、パリにおいても展示会を開き、様々な人々にホワイトマウンテニアリングのブランドイメージを印象づける機会が開かれました。
2014年春夏シーズンになると、ポーラルは一度終了となり、名前をホワイトマウンテニアリングに変えてウィメンズコレクションを新しくスタートさせ、新しいブランドイメージを作り上げています。