wjkのラグジュアリーライン
AKM(エイケイエム)は、橋本淳が創立したwjk(ダブルジェイケイ)のラグジュアリーブランドとして2006年にスタートしたブランドです。「いいものは変わらない」をコンセプトに、メンズ、レディースともに展開しており、wjk の高級ラインと呼ばれることもあります。
二人のメインデザイナー
AKMのデザインは、設立当初は橋本淳が手掛けていましたが、2009年頃になると西谷誠人と小澤智弘がメインとして活動しました。
2人は橋本淳とともにブランドを支えてきた人物で、それぞれが独立したデザイン力を持ち、他のブランドのデザインも手掛けています。
西谷誠人は、2013年には自身のプライベートブランドであるバデル(VADEL)を立ち上げました。一日のスタイリングは、初めに靴から考えるという西谷らしく、バデルのコレクションは靴がメインです。
小澤智弘は、プライベートブランドとして、ウノ・ピュ・ウノ・ウグァーレ・トレ(1 piu 1 uguale 3)を立ち上げました。全体の80%がメンズラインで、スーツのオーダーメイドも展開し、高額アイテムも揃っています。
AKMの特徴と魅力
AKMは「洋服に対する希望」という姿勢を貫き、素材には全て、コストを度外視したレザーを中心にクオリティーの高いものだけを使用しています。
また、独自のカッティングやシルエットパターンで、時代に左右されないものづくりを行ってきました。素材から製法まで探究を重ね、世界の職人たちとのセッションから生まれる洋服は、人が着た時にこそ力強く、美しさが際立つように作られます。
AKMの定番アイテムは、AKMバナナデニムと呼ばれるデニムや、M65と呼ばれるジャケットで、デザインだけでなく、保温性など機能面でも優れ、芸能人が着用したことで話題にもなりました。
ジャケットにはイタリアンレザーが使用され、シンプルかつこだわりを感じさせる洗練された品となっています。また、シルエットが細身なので、人によっては、他ブランドよりワンサイズ上でないと着用できない場合もあるようです。
コラボレーション企画
2016年にはAKMと、オンラインストアであるgossipと、人気雑誌であるSENSEのトリプルコラボレーションとして、「AKM SUMMIT」という企画を開催されています。