ダブルタップスとは、ディレクターの西山徹が1996年に設立した日本のブランドです。
裏原カルチャーに欠かせない人物
西山徹は、東京都出身。別表記では西山徹 a.k.a. TET/BLITZ。
ステューシーの店員などの経験を経て、1993年に「C.E」のデザイナーSKATE THINGとともに、D.I.Yをコンセプトに、「ダブルタップス」のルーツである「FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®」として活動を開始しました。そして1994年に滝沢伸介とともに「ネイバーフッド」をスタートしました。
その後、1996年「FORTY PERCENTS AGAINST RIGHTS®」を休止し、新たに「ダブルタップス」として活動を再開しました。
2009年にはA BATHING APE発の新ラインである「URSUS BAPE」のディレクターに就任。ミュージシャン照井利幸の発案から、共同設立したレーベルでありアーティスト集団「WELD」にも籍を置く。
ダブルタップスの旗艦店である青山のセレクトショップ「Blackflag」や「ネイバーフッド」と「ダブルタップス」を扱うショップ「HOODS」のクリエイティブディレクターも兼任しています。
そして2015年には、妻とともに新ブランド「DESCENDANT(ディセンダント)」をスタート。『親から子供へ、更にその子供が親となり、次の世代へと受け継がれるモノづくり』をコンセプトに据え、活動しています。
ダブルタップスの歩み
1996年に設立し、「Placing things where they should be(あるべきものをあるべき場所へ)」をブランドコンセプトに、M-65などに代表されるミリタリーウエアを得意としています。ライフスタイルにあった都会的なシルエット、ディテールへと再構築し、ダブルタップスらしさを追求しています。
「VANS」、「SUPREME」、「STUSSY」、「DR.MARTENS」などのストリートを代表とするブランドとのコラボレーションも行っており、
グラフィック、スケートなど様々なカルチャーをバックボーンに持ち、長くストリートシーンを牽引してきた独自の審美眼により、東京発のリアルなクリエイティビティを体現しています。
フラッグショップである「Blackflag」のオープンを機に南青山へ移動。
2011年9月に初のオンリーショップである「GIP-STORE 」を東京・渋谷にオープン。
「ゲリラの潜伏地点」をコンセプトとした同店は、外装から什器にいたるまで、西山徹がディレクションを行い、ブランド・アイデンティティを確立したこだわりの店舗になっています。