ワイスリー
ワイスリー(Y-3)とは、2002年10月にヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のデザイナーを務める山本耀司をスポーツブランドであるアディダス(adidas)に迎えコラボレーションしたアディダスの人気ラインです。
ブランド名の由来は、ドメスティックブランドの先駆者であるヨウジヤマモトの頭文字である「Y」とアディダスのアイコニックな3本線を意味するブランド名になっています。
ブランドコンセプトは、「スポーツウェアをエレガントでシックなものに。」「これまでにないデザインを。」という想いが込められています。
アディダスのトレードマークである3本線の配置やパターン、色使いに山本耀司が作り出す独特なテイストに加え、トレンドを抑え、ファッション性の高いスポーツウェアでモダンスポーツを表現しています。ワイスリーやアディダス、ヨウジヤマモトそれぞれのアイコニックなロゴやデザインを使用し、スリーストライプをフィーチャーしたデザインに仕上げています。ヨウジヤマモトのアイコニックカラーであるブラックはもちろん、トロピカルな花柄やヴィヴィッドカラーが使用されたデザインやグラフィックが使用されたアイテムも発表しています。
毎シーズ発表されるスニーカーは種類が豊富で高い支持を集めるアイテムの一つです。ワイスリーから発表されるコラボレーションスニーカーはそれぞれのモデルに名前が付けられています。
ワイスリーのアイコニックなアイテム
スポーツとモードが融合したワイスリーは、メインカラーにブラックを用いるデザインが多く、山本耀司のデザインが反映されたアイテムが多く展開されています。
ヨウジヤマモトではなったスポーツウェアをエレガントに表現したアイテムはワイスリーの独特な世界観を作り出し、機能性も高いアイテムが多くあります。
様々なアイテムがある中、特に支持を集めるのがキャップです。アディダスのスポーティーなシルエットにヨウジヤマモトのデザインが合わさり、シックでモダンなデザインから男女問わず高い支持を得ています。その他にもパーカーやスウェットなど、シンプルなカラーに同色でワイスリーのブランドを配置することでモダンに表現したアイテムも人気を集めています。
ワイスリーの精力的な活動
2016年に民間宇宙旅行ビジネスを行うイギリスのヴァージン・ギャラクティック社と世界初の民間宇宙旅行用アパレルデザインに取り組みを発表しました。
その他にも、2019年に日本で開催され注目を集めたラグビーワールドカップでは、強豪国であるニュージーランドのオールブラックス(ALL BLACKS)のユニフォームを手掛けたことも話題を集めました。